明治製菓「明治ミルクチョコレート」

シルシルミシル」(テレビ朝日、2009/10/07(水)放送)をみる。

「ミルクチョコレート」の紹介内容1926年発売開始のお菓子。今年、6代目のパッケージにリニューアル。
このミルクチョコレートの製造工程が取材されていた。
工場ではガーナ産のカカオ豆を1日40t分使い、400枚を製造しているという。
http://tv.mapple.net/www.mapple.net/html/2009_10_07/it_2282698/

牛乳のような生製品ではないので問題はないのだろう。カカオ豆が攪拌される巨大タンクのなかになぜか、「ミルクチョコレート」がみえた。『ヴィシュヌ・プラーナ』の乳海攪拌よろしく、こんなふうにチョコレートが製造されるのではないだろうが、錯覚だったのだろうか。
また、上記、番組情報をとったサイト、40トンのカカオ豆を原料に400枚の「ミルクチョコレート」ってことはないだろうから、他に主力があるということなのだろう。40トンのカカオ豆の内、28kg(1枚70gまるごとカカオ豆と計算)、つまり、1429分の1が「ミルクチョコレート」400枚分、ということになる。

2007年、不二家の「賞味切れチョコレートの再利用」疑惑を報道したTBSの「みのもんたの朝ズバッ!」が放送倫理検証委員会から、取材や報道に問題があったことを指摘されている。この時の不二家側は、

「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない」と主張。TBSの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかった
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000306-yom-soci

というものだったらしい。
「明治ミルクチョコレート」も、映像だけからみるならば、そういう理由を立てることも十分、可能である。