2011年3月29日、『MEGAQUAKE 巨大地震』(全4回)のDVD-BOXを入手。

昨年1月から3月にかけてNHKスペシャルで放映された『MEGAQUAKE 巨大地震』(全4回 http://www.nhk.or.jp/megaquake/ )のDVD-BOXを入手した。震災直後、一時的に在庫切れとなっていた。本日、全巻視聴。感想はいつか書くかもしれない。

ところで、今年1月13日(木)より3月17日(木)にかけて、フジテレビにて『外交官・黒田康作』(全十話)を録画しながら観ていた。音楽を共に菅野祐悟がてがけていて、耳にこびりついたBGM、悪くはないんだが、なんだかなあ〜、と思えるところは、『MEGAQUAKE』の仕上がりのよさに反して、いまの事態の耳底で同じテーマ曲が反響して聞こえてくることだろうか。この事態にBGMをつけることなど不謹慎の極まりなのだが、『外交官……』と連合している。思い出すことが一つ、—— 阪神淡路大震災の当日、フジテレビでは音楽をつけて被災の映像を流していたことである。そのときのM.Cは、今回ご親族(とご自身)が罹災されたというH.I.さんであったこと、久しぶりにTVで顔を見、名状しがたい因縁を感じる。

「志ばらくのそと寝」以来、戯画化され、焼きついたイメージから逃れるために告白しよう。
わたしが瓦版の絵師ならば、こう描く。—— 四つん這いの海老蔵に、鯰髭を生やした伊藤リオンが原発を振り翳し、いまにも打ち下ろそうとしている。海老蔵は右手を突き出し、「しばらく!」の構図。この態勢から形勢逆転を計るには、たいていの場合、目潰しなのだが……(罰当たりなアイデアはある)。

また、前回、浅田彰の『構造と力』に触れたところ、最近のCM「RECRUIT fromAnavi フロムA子「中庭」篇」で、小池栄子がベンチに座ってこの本を読んでいる。CMは、You Tubeに3月25日アップ(http://www.youtube.com/watch?v=MmDfaH0gYNw)。「あなた、二代目A子になれるかも」と言って手を振りながら去る「栄子」の後姿を見て、「映子」のセリフは、「歌舞伎みたい」。─ 海老蔵とは、関係ありません。

NHKスペシャル MEGAQUAKE巨大地震 DVD-BOX

NHKスペシャル MEGAQUAKE巨大地震 DVD-BOX